あだち充先生の作品、虹色とうがらしのあらすじとネタバレ感想です。
あだち先生といえばスポーツ系の漫画のイメージがあるかもしれませんが、管理人はSF+バトルのこの作品が一番好きです。
虹色とうがらし
作者 | ジャンル |
---|---|
あだち充 | SF |
単行本刊数 | 掲載誌 |
全11巻 | 週刊少年サンデー |
連載期間 | 出版社 |
1990年-1992年 | 小学館 |
こんな気分の時に読みたい漫画
[char no=”1″ char=”電紙くん”]未来の江戸時代で繰り広げられる闘いと恋に、ワクワクが止まらないよ![/char]
あらすじ
これは未来の地球によく似た星の、江戸と呼ばれる時代のお話
物語の主人公は、日光江戸村で火消しをしていた七味(しちみ)。
母親を亡くした七味は、母の死に際の「江戸のからくり長屋を訪ねなさい」との言葉にしたがい、江戸に向かう。
からくり長屋に着くと、目印であるクルミを持った兄弟が他に6人いた。なんと6男1女の7名、全員異母兄弟である。七味は思う。
『助平親父を一発ぶん殴る!』
ところが、兄弟達は誰も父親の正体を知らない。
兄弟たちはもっとお互いのことを知るために、それぞれの故郷を全員で巡らないかと提案する。その際に助平親父の正体も見えてくるであろうと。
旅に出た7人になぜか襲いかかってくる刺客。全ては父親が関係している・・・?
時代錯誤にご容赦を!!これは未来の地球によく似た星の、江戸と呼ばれる時代の物語!
感想
発売からかなりの期間が経過している漫画にも関わらず、あだち先生の変わらない絵のタッチと、「未来の江戸時代の物語」という設定が相まって、今読んでも古臭さを感じません。
昔の漫画を読むと、「絵が古いなー」と思うことが多いですが、コレは全く感じません。本当にすごいです!
バトル要素や恋愛要素を含む少年誌の王道的な内容になっていて、さらに終わり方が素晴らしく、読み終わった後はすごく気持ちがいいです。
管理人はあだち先生の作品で一番好きです。全11巻でサクっと読めるのに、あだち先生の魅力をたくさん感じられる作品です。
ネタバレ含む感想
あらすじで「兄弟」と書いているところがポイントですね。ちょっとネタバレしちゃいました。
あだち先生の描く女キャラって、表面に感情を出さないことが多く、心で泣いていることが多くて素敵ですよね。(男キャラもかな?)
だからこそハッピーエンドで良い気持ちになれるのでしょう!