月刊フラワーズで連載されている少女漫画界の大御所、田村由美先生の新作「ミステリと言う勿れ」のあらすじとネタバレ感想です。
『主人公が喋りまくる漫画』だということは噂で聞いていましたが、控えめにいっても本当に喋りまくっていました。
ミステリー(謎解き)系の漫画ですが、ここまで喋りまくる主人公は他に見たことがありません。
そんな独特な主人公の魅力にどっぷりハマっちゃってください。
ミステリと言う勿れ(みすてりというなかれ)
作者 | ジャンル |
---|---|
田村由美 | ミステリー |
単行本刊数 | 掲載誌 |
既刊4巻 | 月刊フラワーズ |
連載期間 | 出版社 |
2017年 | 小学館 |
田村由美先生は管理人が好きな少女漫画ランキングの中でも上位の『BASARA』の作者です。
田村先生はどんなジャンルの漫画も描けて凄いですね。
こんな気分の時に読みたい漫画
[char no=”1″ char=”電紙くん”]しゃべりまくりながらも確信をつく独特な主人公から目が離せなくなるよ!![/char]
あらすじ
あらすじには1巻程度のネタバレを含む場合があります。ご注意ください。
主人公の久能整(くのう ととのう)は、かなり天パの友達もあまりいない大学生。
ある日、カレーを作っていると警察が話を聞きたいと自宅に突然やってきた。
近所の公園で遺体が発見されたらしい。
遺体は整と同じ大学に通う寒河江健(さがえ けん)という男だが、整は寒河江とは親しくないから何も知らないという。
しかし警察はとりあえず署まで来て欲しいと告げる。
整はそれに従い、署に同行することに。
引用元:©︎ミステリと言う勿れ(月刊フラワーズ)
署につくと昨晩のアリバイを聞かれる。
整は『昨晩は家から一歩もでていない』というが、警察は何やら整を疑っている様子・・・
じつは整は寒河江とは高校時代からの同級生であった。
それを言わなかったことで警察は疑い、さらに追求する。
寒河江の印象を聞かれると、『金持ちのボンボンでチャラチャラしてた』と答え、嫌いだったか?と聞かれると『近寄りたくないタイプだった』と答える整。
警察は続けざまに、『犯行時刻頃に遺体の見つかった公園で整と寒河江が言い争っているのを見た人がいる』と言う。
整は『人違い、もしくは自分には双子の兄弟がいるのかもしれない』と、不思議なことを言い始める。
さらには屁理屈としか聞こえない言葉を放つ。
整:『皆さんはその目撃者の人をよく知ってるんですか?』
警察:『そんなわけない、善意の第三者だ』
整:『じゃぁ僕と立場は同じですよね?皆さんがよく知らない人物』
整:『それなのにどうしてその人が本当のことを言っていて、僕の方がウソをついているって思えるんですか?』
引用元:©︎ミステリと言う勿れ(月刊フラワーズ)
本当は高校からの同級生で、寒河江と言い争っていた目撃情報まで報告されている整。
果たして彼が犯人なのか・・・衝撃の結末をぜひその目で!!
感想
主人公はひたすら喋りまくっているんですが、あえてしゃべりかけることて相手の反応を確認しています(たぶん)。
それこそ常人では分からないレベルの反応まで拾っていき、それらを元に推理を進めていきます。
整が犯人じゃなかったとしても真犯人を見つけるでしょうし、犯人だったとしたら完全犯罪とすることが可能でしょう。って思わされるくらい凄い大学生です。
ものすごい天パだけど。
引用元:©︎ミステリと言う勿れ(月刊フラワーズ)
こんな不思議な魅力をもった主人公は珍しいのではないでしょうか?
管理人は整の世界に引きずり込まれました。
1-4巻のネタバレ含む感想
これを書いている現時点で2巻まで発売されているのですが、ちょうど狩集家の相続争いに差し掛かったところです。
推理バトルっぽい感じになっていくのでしょうか?
それにしても我路の立ち位置は敵なのか味方なのか・・・
腕が送られて来た時はビックリしましたが、我路たちがやったのでしょうか?
そんなキャラには見えなかったんですが、我路たちと戦うんですかね?
今後の展開が非常に楽しみです。
3巻ネタバレ含む感想
3巻も面白かったですねー!
汐路が犯人かと見せかけてやはりそれだけじゃ終わりませんでした。
正直、弁護士目指し中の朝ちゃんが怪しい気はしていましたが、あの設定はびっくりしました。
予想のさらに上を行く展開、毎度毎度ワクワクがとまりません。
朝ちゃんのおじいちゃんが黒幕か?と思っていましたが、ひょっとしてもうこの世にいなかったりして・・・
鬼から逃げ出した子供の子孫は!?
続きが気になります!
いつもなら我慢できずに掲載誌で読んでしまうのですが、月刊フラワーズは買ってないんですよね・・・
他に面白い少女漫画があるかもしれないし、一度買ってみようかな。
って思うくらいミステリと言う勿れにハマってます。
4巻ネタバレ含む感想
狩集家編が完結しました。
全てが分かったあとで読み返すと「ハッ」とするシーンが多くて最高ですね。
朝ちゃんの言動とか怪しく見えますし・・・w
狩集家編、なかなか感動しました!
次の話で最初に頷いたのは、雨粒は7mm以上にはならないというトリビアです。
かーらーのー記憶喪失の爆弾魔!(仮)
爆弾魔だけならまだしも、記憶を失ってるとかこんな設定なかなかありませんよね!笑
一瞬で捕まって行きましたが、また出てきますよね!?
登場の仕方的にいい人な気もしますが、これからどう繋がっていくのでしょうか。
元刑事のナゾナゾとかも楽しくて、なんだか全体的に感動する4巻でした。
そして最後にでてきた謎の少女ライカ、彼女の正体やいかに!!
ミステリと言う勿れを無料で読む方法!
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[char no=”3″ char=”電紙くん”]高校生たちが永遠にしゃべり続けてるよ!おしゃべりが見たい人はぜひ!![/char]