名探偵コナンの本編よりも面白いと自分の中で話題の、ゼロの日常のあらすじとネタバレ含む感想です。
最近の週刊少年サンデーは日常系が強いですが、その中でもこれはかなり面白いです。
コナンのキーキャラであるゼロの日常を描いた作品ですが、果たしてコナン本編に絡んでくるのでしょうか・・・
名探偵コナン ゼロの日常
作者 | ジャンル |
---|---|
青山剛昌 | ミステリー |
単行本刊数 | 掲載誌 |
既刊1巻 | 週刊少年サンデー |
連載期間 | 出版社 |
2018年- | 小学館 |
こんな気分の時に読みたい漫画
[char no=”1″ char=”電紙くん”]一話完結がメインでスカッとする話が多く、ときおり感動する回もあるよ![/char]
あらすじ
あらすじには1巻程度のネタバレを含む場合があります。ご注意ください。
この作品は名探偵コナンの第22弾となる劇場版映画の「ゼロの執行人」にてコナン達と激しいバトルを繰り広げた降谷零を主人公とした、同タイトルのいわゆるスピンオフ作品である。
このタイトルからは以前にも”快盗キッド”を主人公にした「まじっく快斗」にもあったように、それと同様に、本来は敵側とも言えるキャラクターながら、本編では描かれないその活躍ぶりがとても魅力で、ファンの間では次にスピンオフが出るならこのキャラクターだろうと噂されていたが、それが実現した作品だ。
主人公の降谷零はご存知のように、公安警察官として”降谷零”、探偵(普段は喫茶店のマスター)として”安室透”、そして、黒ずくめ3人衆としては”バーボン”というそれぞれの名前を持っており、この1巻では前者2つの顔を中心に描かれている。
特に公安警察官としての話が多く、本編の名探偵コナンではとてもクールで冷血漢という印象ながら、車で轢きそうになった野良猫の治療を行い、最終的には飼い猫にしてしまったという、とても人間的で血の通ったエピソードが印象的だ。
もちろん本編とリンクしている内容なので、それを読んでいないと分からないピンとこない言葉や表現が随所にあるが、元々本編の読者が対象の作品なので、この点はいた仕方ないだろう。
基本的に一話完結の内容ながら、本編中のシーンと連動した、あの時に裏ではどのような思いだった、どんな苦労があったのかといったことが分かるのが面白い。問題のシェリー(灰原哀)との関係についてはまだあまり触れられていないので、これから先がとても楽しみだ。
感想
ほとんどが一話完結形式で、本編の名探偵コナンの裏側を別キャラクターの視点から描いている作品です。
「まじっく快斗」では些か本編との関係が薄く、ほとんどパラレルストーリーだったのに対し、こちらでは本編とのリンクが随所に見られます。そこが面白いところです。
”トリプルフェイス”と呼ばれる3つの顔の使い分けこそがこのキャラクターの最大の魅力ですが、まだ1巻だけの発売ながら、それも見事に描かれています。
本編ではまず見せない苦悩の表情など、このキャラクターの人間味に最大限スポットライトを当てている内容なので、コナンのファンなら是非とも読んでおきたい作品です。これを読むことで、コナン自体の見方まで変わってくるかも知れません。
ネタバレ含む感想
3つの顔を持つ男ながら、この1巻では最後のバーボンとしての顔はほとんど描かれていません。その伏線のような話はありましたが、本格的にそれについて描かれるのは2巻以降になりそうです。
この巻で一番多かったのは公安警察官としての顔で、本編と同様にクールな顔と、この作品ならではの熱い一面も見せてくれます。
さすがに3つも顔を使い分けていると大変なのは間違いなく、それに対する弱音まで見え隠れする内容は、このキャラクターのファンにはたまらないでしょう。
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