自殺島
作者 | ジャンル |
---|---|
森恒二 | サバイバル |
単行本刊数 | 掲載誌 |
全17巻 | ヤングアニマル |
連載期間 | 出版社 |
2008年〜2016年 | 白泉社 |
こんな気分の時に読みたい漫画
ワクワクしたい!考えたい!
初めてのサバイバルに興奮しながらも、生きることについて考える。
あらすじ
「自殺島」、それは自殺未遂を繰り返す「常習指定者」と呼ばれる者たちが送り込まれる島。生きる義務を放棄した主人公セイは、常習指定者として島に送り込まれた。
引用元:©︎自殺島(ヤングアニマル)
島には他に何十人もの常習指定者が送り込まれており、その中の何人かは予告なく置かれた現状に絶望し、未遂ではなく本当に自殺を遂げてしまう。しかし、上手く死ねずに大怪我だけを負い、その痛みで、のたうち回る者もおり、彼らの姿は他の多くの者たちに自殺を思いとどまらせた。
引用元:©︎自殺島(ヤングアニマル)
そしてセイを始め、自ら死ぬことができなかった者たちによる、生きるためのサバイバルが始まった。
感想
「生きる」ということは、どういうことなのか、それが本作の最初から最後まで一貫したテーマです。しかしながら、説教臭さは感じません。
基本的に主人公を始めとした登場人物たちがそれぞれ自分の答えを求め、自分なりの答えを出していくという展開で、一つの考え方を強調するわけではないため、読む方も押しつけがましく感じることなく受け入れられます。
そして何よりサバイバルモノというエンターテイメントとして面白いことが、本作に説教臭さや押しつけがましさを感じさせない、最も大きな理由であり、また価値があるのではないでしょうか。
引用元:©︎自殺島(ヤングアニマル)
ネタバレ含む感想
セイが初めて鹿を狩るシーンはとても良いです。狩猟具(弓矢)の作成から始まり、何日もかけて獲物の行動パターンを把握し、風上風下に注意して接近、そして射る。
野生の鹿の美しさと雄々しさも含め、本能に訴えかけてくる部分がふんだんにあり、実際に体験しているかのようにアドレナリンが出て興奮します。
野生の鹿の美しさと雄々しさも含め、本能に訴えかけてくる部分がふんだんにあり、実際に体験しているかのようにアドレナリンが出て興奮します。
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