異世界転生系のマンガですが、ライドンキングは他とは一味違います。
まず、主人公が某国の大統領(おっさん)です。
この時点でちょっと「え?」ってなりますよね。
あとこのおっさん、乗り物に乗ると快感を得ます。
???????
説明するのが難しいのですが、管理人がいま一番おもしろいと思っている異世界転生系のマンガなので、とりあえず読んでみてください。笑
ぶっ飛んだ設定と、高クオリティの画力、全てが最高級!
ライドンキングの基本情報
作者 | ジャンル |
---|---|
馬場 康誌 | 異世界転生 |
単行本刊数 | 掲載誌 |
既刊4巻 | 少年月間シリウス |
連載期間 | 出版社 |
2018年5月 | 講談社 |
ライドンキングのあらすじ
15年前中央アジアに一つの新興国家が誕生する。
大国から武力で独立を勝ち取り、小国ながら周辺諸国から畏怖と尊敬の念を集めるその国の名前は「プルジア共和国」。
そしてその国の独立・建国を主導し”乗りこなす”人物がプルジア共和国終身大統領となった「アレクサンドル・プルチノフ」その男である。
建国の英雄プルチノフは”乗りこなす”という行為が好きであった。
跨がり操った時の征服感と愛おしさはえも言われぬ高揚で彼の心を満たすものだった。
彼の異常とも言える「騎乗欲」は留まることを知らず、ありとあらゆる動物や機械を乗りこなし遂には国家まで乗りこなしてしまった。
そんな大統領として多忙を極める彼の望みは「まだ見ぬ乗り物を探求する」というものであった。
そんなある日、愛虎に騎乗して移動するプルチノフにテロリスト達がトラックを激突させ暗殺しようと試みる。
しかしあらゆる格闘技を修め達人の域にまで達した最強の大統領プルチノフにはまったく歯が立たず、逆にトラック諸共一本背負いを決められテロは失敗に終わる。
だがその時、激突の衝撃で広場にあった巨大なプルチノフ像の頭部が崩れて、プルチノフの頭上に落下して気を失ってしまうのであった。
目が覚めたプルチノフは洞窟の底で倒れていた。
外に出ようと扉を開けるが、そこに広がる景色は空を飛ぶトカゲの様な怪物とその怪物に襲われている妙な格好の少女二人。
訳の分からない状況にプルチノフは何かの映画撮影だと勘違いし、彼に襲いかかってくる怪物はテロリストが操る機械で映画撮影を装った暗殺と判断する。
怪物の火炎放射を震脚で踏み抜いた足場で防御し、飛び蹴りで反撃、そして追撃のグラウンド・ドラゴン・スクリューで怪物を圧倒するプルチノフ。
最後にテロリストを取り押さえようと騎乗した瞬間、プルチノフは今まで機械と思っていたものは血の通った生物と気づく。
その今までに無い未知の騎乗感に感動し動けなくなったプルチノフの隙をつき、怪物は飛んで逃げていってしまう。
落胆するプルチノフだが、彼の前に助けられた冒険者の少女「サキ」と「ベル」が現れる。
彼は彼女達からまだ他にも人が騎乗できる生物が多数存在することを知らされる。
ここがどこか分からない中でプルチノフは元の世界に帰る手段を探すのではなく、「まだ見ぬ乗り物を探求する」という「騎乗欲」のを満たすため大統領就任以来初の長期休暇「ライドン・タイム」を始める。
ライドンキングの感想
この作品を読んだ感想は「何だこりゃ?」といったものでした。
完全に悪人面(実在する某国の大統領みたい)なおっさんが特殊な能力を使わず、己の肉体のみを使って虐げられている人々を助ける。
今までの貧弱で最底辺の主人公がある切っ掛けで強大な力を得て敵を蹂躙すると言った様な異世界作品ではなく、筋肉ムキムキの英雄で悪人面の大統領が「剣と魔法」の世界にも関わらず、格闘技やプロレス技のみで敵を圧倒していく。
また突然、異世界に飛ばされてしまったプルチノフの目標は魔王を倒すことでも、元の世界に帰ることでもありません。
ただ「まだ見ぬ乗り物を探求する」という変態的な「騎乗欲」を満たすため行動するのみです。
この訳の分からないキャラクターと設定がとても斬新で面白いです。
この今の異世界作品に真っ向から歯向かう様なこの作品が異世界ジャンルに新たな一石を投じるのではないでしょうか?
今後の展開が楽しみなマンガです。
ライドンキングのネタバレ含む感想
「ライドンキング 」の主人公「アレクサンドル・プルチノフ」は異世界作品にも関わらず魔法を使用しません(高い魔力は持っていますが)。
彼が敵と対峙する時の戦闘スタイルはCQC(接近格闘術)で、マニアックな技ばかり使うのですがその技を知っている人間にとっては面白く感じてしまいます。
具体例を挙げると異世界に飛ばされワイバーンと戦った時は「グラウンド・ドラゴン・スクリュー」で引き倒し。
ハイオークからハーフエルフの「カーニャ」を助ける際には「飛びつき式DDT」と「パロ・スペシャル」でハイオークを行動不能にし。
また彼の過剰な魔力を使う際には沖縄空手の「三戦(さんちん)」の型から「息吹(いぶき)」の呼吸法で閃光の目潰し攻撃(至近距離で閃光を見た者は失明する程の威力を持つ)をしかけます。
このようなマニアックな技ばかりですが、これは作者の馬場 康誌(ばば やすし)先生が昔から格闘技マンガを描いている影響かと思われます。
格闘技と異世界の異色のコラボレーションですが、これがこの作品の面白さの一つだと思います。
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ライドンキングを好きな人にオススメの作品
異世界から帰ってきたおじさんが主役のコメディマンガ。
異世界に転生じゃなくて異世界から帰還という逆の設定がおもしろい。